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カートライト
カートライト(Cartwright)。23世紀の宇宙艦隊の提督(元帥。2293年)。2286年の未知の探査船の強力な送信波により地球が滅亡の危機に陥ったときに、防衛作戦で陣頭指揮を執っていた(『故郷への長い道』)。
2293年のクリンゴン帝国との和平交渉では強硬に和平を反対し、クリンゴン帝国の保守派と結びついて連邦とクリンゴンとの全面戦争への道を画策した(『未知の世界』)。
演:ブロック・ピーターズ
登場作品『スター・トレックIV 故郷への長い道』
『スター・トレックVI 未知の世界』
【補足】
カートライト提督を演じたブロック・ピーターズはDS9のジョセフ・シスコ(ベンジャミン・シスコの父)を演じています。
ギャレット(レイチェル)
レイチェル・ギャレット(Rachel Garrett)。24世紀の宇宙艦隊士官。階級は大佐。2344年当時のエンタープライズC艦長。現在確認できる連邦宇宙船エンタープライズ号艦長の中で唯一の女性艦長である。
クリンゴン帝国植民星のナレンドラIII号星をロミュラン艦隊の攻撃から守るために単艦で奮戦し壮烈な戦死を遂げたとされている。この活躍で、当時悪化しつつあった連邦・クリンゴンの友好関係は好転し、両国の同盟関係は強化された。
演:トリシア・オニール
登場作品『新スター・トレック』第63話「亡霊戦艦エンタープライズC(Yesterday's Enterprise)」
クンペック
クンペック(K'mpec)。24世紀中頃のクリンゴン帝国最高評議会総裁。在任期間は歴代総裁の中でも最長であった。
2366年、惑星連邦宇宙艦隊士官になっていたウォーフが、キトマー虐殺の真相を知り、真の裏切り者・ジャロッドの子であるデュラスを訴えようとした事件があったが、当時のクンペック政権は強力なデュラス家の存在によって辛うじて評議会のパワーバランスを保っていたため、クンペックはウォーフの名誉よりデュラスを守ることを優先し、ウォーフの訴えを一方的に斥けた。
しかし、翌2367年、そのデュラスに遅効性の毒を盛られ重態に陥る。自らの予期せぬ死が帝国に混乱をもたらすと考えたクンペックは、連邦のジャン=リュック・ピカード大佐を後継者選抜の儀式の立会人に指名し、後継者争いによる混乱を防ぐように依頼した。その直後死去している。
演:チャールズ・クーパー
登場作品『新スター・トレック』第65話「クリンゴン戦士として(Sins of the farther)」
第81話「勇者の名の下に (Reunion)」
【補足】
クンペックを演じたチャールズ・クーパーは『スター・トレックV 新たなる未知へ』で同じくクリンゴン人のコード将軍を演じています。
ケーラー
ケーラー(K'Ehleyr)。クリンゴンと地球人のハーフ。連邦特別大使。2359年頃にウォーフと出会っている。
2365年、冷凍睡眠を施され宇宙をさまよっていたクリンゴン戦艦トング号に惑星連邦とクリンゴン帝国の戦争が終わったことを伝えるために、アドバイザーとしてエンタープライズ号に乗り込み、ウォーフと再会、愛を交わした。翌2366年にウォーフとの子であるアレキサンダーを出産している。
2367年、クンペック総裁を暗殺して総裁の地位に就こうとしたデュラスの秘密を探ったが、逆に口封じのために殺された。
演:スージー・プラクソン
登場作品『新スター・トレック』第46話「愛の使者(The Emissary)」
第81話「勇者の名の下に (Reunion)」
編集中
随時追加していきます。