STAR TREK:THE MOTION PICTURE SERIESスター・トレック:劇場版
スター・トレック劇場版(オリジナルシリーズ)
STAR TREK THE MOTION PICTURE |
||||
---|---|---|---|---|
スター・トレック
|
【あらすじ】2271年、強力なクリンゴン艦隊を瞬く間に撃破した謎の高エネルギー体が突如連邦領域付近に出現した。高エネルギー体はそのまま地球へ進路を取り、人類は未知の脅威に晒されようとしていた。
一方、地球軌道上のサンフランシスコ・ヤードでは大改装を終えたエンタープライズが新たに生まれ変わった。
艦長の地位を取り上げられたデッカーはカークに対する不満を顕にし、また、カークも若く血気盛んなデッカーの姿を見て、自身の老いに焦りを感じていた。 やがて出航したエンタープライズは、途中、ワープ失敗などの事故に遭遇するものの、艦隊を離れていたスポックが合流し、その協力によって再び正常な機能を取り戻した。ついに謎の高エネルギー体との接触したエンタープライズだったが、想像を絶するエネルギーにカークたちは戦慄する。しかし「ヴィジャー」と名乗る高エネルギー体は、その驚異的な技術力と高度な知識とは裏腹に、何かの答えを求めていた。 はたして「ヴィジャー」の目的とは?カークとデッカーの対立の行方は? 【DVD/Blue-ray】
|
|||
TMP|カーンの逆襲|ミスター・スポックを探せ!|故郷への長い道|新たなる未知へ|未知の世界
STAR TREK II THE WRATH OF KHAN |
|||
---|---|---|---|
スター・トレックII
|
【あらすじ】キャロル・マーカス博士が提唱するジェネシス計画……本来なら多大な時間と労力を費やすテラフォーミングを短期間に完了させてしまう脅威の化学実験―――かつてエンタープライズに勤務していたパヴェル・チェコフが副長を務めるU.S.S.リライアントは実験に使用する惑星の調査のため、ある無人惑星に上陸した。しかし、無人のはずの惑星上にあったのは謎の宇宙船の残骸。チェコフはその船の名を見て驚愕する。 「ボタニー・ベイ!!」 かつて、20世紀末にユーラシア大陸を支配し、23世紀に冷凍睡眠から甦りエンタープライズ号を乗っ取ろうとしてカークにより追放された帝王、カーン・ノニエン・シンの船。この惑星がカーンを追放したセティ・アルファ5号星だと気づいた時にはすでに遅く、チェコフと、リライアント艦長テレル大佐は、カーンとそれに率いられた超人類たちによって捕らえられてしまう。 一方、地球では、すでに現役を退き練習艦となったエンタープライズ号がスポック艦長の下、新兵の訓練に勤しんでいた。地上勤務に戻りいささか老け込んだカークは再びエンタープライズ号に乗り込むものの、今回は艦長としてではなく訓練の査察官としてだった。 艦長ではない自分に一抹の寂しさを覚えながらも、カークは後進に道を譲るという名分で自分を納得させようとしていた。 敵のいない平穏な航海…カーク等エンタープライズ号のクルーたちはそう思っていたが、突如としてジェネシス開発ステーションからの救難通信が飛び込んだ。急行するカークの行く手には復讐に燃えるカーンに乗っ取られたリライアント号が立ちふさがる…… 【DVD/Blue-ray】
|
||
TMP|カーンの逆襲|ミスター・スポックを探せ!|故郷への長い道|新たなる未知へ|未知の世界
STAR TREK III THE SEARCH FOR SPOCK |
|||
---|---|---|---|
スター・トレックIII
|
【あらすじ】エンタープライズ号を救うために自らの身を犠牲にしたスポック。大きな喪失感と共に地球へ帰還したカーク達だが、ドクター・マッコイの様子がどこかおかしい。 スポックの父でバルカン大使のサレクもまたカークになぜスポックの遺体をジェネシス惑星に置き去りにしたのか、と詰め寄る。
様子がおかしいマッコイとサレクの言動からスポックの魂がマッコイと共にあることに気付いたカーク達はスポックの捜索のためにジェネシス惑星へ向かうことを決意するが、艦隊司令部はカークの上申を取り下げる。ジェネシス惑星は艦隊規則により上陸を禁じられていたのだ。
一方、ジェネシス惑星を調査していた科学調査班はバルカン人の少年を発見する。調査班は、それがスポックの遺体から再生した新たなスポックの肉体であることを知ったが、ジェネシス装置を強力な兵器だと思い込み偵察にやってきたクリンゴン人に発見され、スポックの新たな肉体もろとも人質にされる。科学調査班の中にはスポックの下で訓練を受けたサービック大尉と、カークの息子であるデビット・マーカスがいた。 スポックと息子を人質に取られたカークと凶悪なクリンゴン人との対決。はたしてカークはマッコイとスポックを救うことが出来るのだろうか? ネタばれあり解説【DVD/Blue-ray】
|
||
TMP|カーンの逆襲|ミスター・スポックを探せ!|故郷への長い道|新たなる未知へ|未知の世界
STAR TREK IV THE VOYAGE HOME |
|||
---|---|---|---|
スター・トレックIV
|
【あらすじ】スポックはカークらの活躍によって復活したが、カークはエンタープライズ号と息子のデビットを失った。一方、肉体は復活したスポックだったが、まだバルカン人としての感覚しか取り戻せていなかったため、カーク達が自分の復活のために自らの職責をなげうったことを理解できずにいた。 スポック復活の喜びもつかの間、数々の命令違反を犯したカーク達は艦隊の裁きを受けなければならなかった。皮肉屋のマッコイらしい命名法で「バウンティ」と名付けられたクリンゴン・バード・オブ・プレイに乗り地球への帰途につくカーク等であったが、地球では謎の宇宙船の影響で大気がイオン化し人類は滅亡の危機に瀕していた。 地球に接近していたバウンティ号であったが、司令部からは退去命令が下される。今の地球に降り立つのはあまりに危険だったからだ。 しかし、謎の宇宙船が発する未知の送信波は探査が目的であり、探査の目標がすでに絶滅したザトウクジラだと知ったカークたちは、タイムワープによって過去へ向かい、失われたザトウクジラを求めて20世紀の世界で奮闘するのだった。 ネタばれあり解説【DVD/Blue-ray】
|
||
TMP|カーンの逆襲|ミスター・スポックを探せ!|故郷への長い道|新たなる未知へ|未知の世界
STAR TREK V THE FINAL FRONTIER |
|||
---|---|---|---|
スター・トレックV
|
【あらすじ】謎のバルカン人サイボックはあるところへと向かうための宇宙船を欲していた。そこは宇宙の中心。神が住むという星。その名は「シャカリー」――― 地球ではエンタープライズのクルーが思い思いの休暇を楽しんでいた。しかし、突如として招集がかけられる。連邦、クリンゴン、ロミュランで共同開発を行っていた不毛の辺境惑星ニムバスIIIで地球人、クリンゴン人、ロミュラン人という変わった組み合わせの人質事件が発生したため、その救出任務を命ぜられたのだ。 だが、犯人のサイボックは巧みにクルー達の心を掴み逆にエンタープライズ号を乗っ取ってしまう。さらに驚くことに、サイボックはスポックの腹違いの兄であった。 サイボックが追い求める「シャカリー」には一体何が待ち受けているのか?カークたちは新たなる未知へ向け銀河の中心へと進路を取った――― ネタばれあり解説【DVD/Blue-ray】
|
||
TMP|カーンの逆襲|ミスター・スポックを探せ!|故郷への長い道|新たなる未知へ|未知の世界
STAR TREK VI THE UNDISCOVERED COUNTRY |
|||
---|---|---|---|
スター・トレックVI
|
【あらすじ】突如として爆発したクリンゴン帝国の資源衛星プラクシス。その衝撃波は付近を航行していたカトー艦長指揮下のU.S.S.エクセルシオールにも影響を与えるほどの衝撃だった。 プラクシス爆発によってクリンゴン本星クロノスは深刻な環境破壊を被り、このままでは50年以内に滅亡することが判明。帝国の総裁ゴルコンはスポックとその父で大使のサレクの働きかけで連邦との和平を模索する。 任期満了を目前にゴルコン総裁を迎える任務を受けたエンタープライズであったが、艦長のカークはクリンゴン人に息子のデビットを殺されたこともあり複雑な心境だった。ぎこちないながらも何事もなく総裁らとの会食を済ませたカーク。しかし、総裁との会談を終えた直後、総裁の座乗するクリンゴン戦艦がエンタープライズの光子魚雷によって攻撃される。 ゴルコン救出に向かったカーク達だが、ゴルコンはドクター・マッコイの手当ての甲斐なく死亡し、カークとマッコイは総裁暗殺の罪で逮捕されてしまう。必死の弁護も虚しく有罪が確定し流刑地ルラペンテへ送られた二人だったが、謎の種族・カメロイドの女の協力を受け脱獄を試みる。同時にスポック指揮下のエンタープライもカークたちの救出に急行していた。だが、彼らの思惑とは別のところで、惑星連邦とクリンゴン帝国を巻き込む恐るべき陰謀が着々と進行しつつあった… ネタばれあり解説【DVD/Blue-ray】
|
||
TMP|カーンの逆襲|ミスター・スポックを探せ!|故郷への長い道|新たなる未知へ|未知の世界
スター・トレック劇場版(新スタートレック)
STAR TREK :GENERATIONS |
|||
---|---|---|---|
スター・トレック
|
【あらすじ】2293年、新鋭艦エンタープライズB艦上にジェイムズ・T・カークの姿はあった。だが、艦長の椅子に座っていたのは若きジョン・ハリマン大佐だった。カークはこの新鋭艦の進宙式にゲストとして搭乗していたのだ。 エンタープライズBの処女航海は平穏のうちに終わると思われたが、突如、救難信号が飛び込む。エル・オーリアンの難民船が謎のエネルギーリボンに捕らえられたという。 装備が不十分でクルーも未熟だったエンタープライズBは救出活動に手間取ったものの、カークの適切なアドバイスによってなんとか難民の一部を救出することに成功した。しかし、直後にエンタープライズBもエネルギーリボンに捕らえられ危機に陥ってしまう。カークはハリマンに艦の指揮を任せ、決死の脱出作戦を実行する。カークの活躍によってエンタープライズBは窮地を脱したが、その代償はあまりに大きく、カークはエネルギーリボンによる艦体損傷に巻き込まれ殉職してしまった。 一方、助け出したエル・オーリア人たちはなぜかエネルギーリボンへと戻りたがり、クルーを困惑させていた。 78年後、エンタープライズDではウォーフ大尉の少佐への昇進祝いが行われていた。しかし、その最中ある宇宙ステーションからの救難信号が届く。現場に急行するエンタープライズだったが、そこには攻撃を受け全滅したステーションがあるのみだった。救出した唯一の生き残りのトリアン・ソラン博士は、やり残したことがあると言ってステーションへと戻ることを要請していた。最初は難色を示したピカードだったが、ソラン博士に巧みに言いくるめられステーションに戻ることを許可する。だが、ソランが戻ったステーションからは謎のミサイルが発射され、恒星を破壊してしまった。 ソランはステーションの調査をしていたエンタープライズ機関主任のラ・フォージ少佐を人質に取り逃亡した。 謎の行動をとるソラン博士の背後にはかつてのクリンゴンの権勢家でピカード達により失脚したデュラス姉妹の影がちらつく。しかし、ソラン博士の行動の真意は「ネクサス」―――78年前にカークを殉職させた謎のエネルギーリボンが絡んでいたのだった…… 【DVD/Blue-ray】
|
||
STAR TREK :FIRST CONTACT |
||||
---|---|---|---|---|
スター・トレック
|
【あらすじ】2373年、最大の敵ボーグが再び地球へ侵攻した。ピカードは最新鋭艦エンタープライズEを指揮していたが、彼にはボーグ迎撃ではなく、ロミュランとの国境警戒任務を指令された。かつてロキュータスとしてボーグの手先となったピカードの過去に司令部が難色を示したのだ。しかし、地球での苦戦の報を聞いたピカードたちは命令に背き地球へと進路を取る。 ピカードの指揮によって弱点を突かれたボーグ・キューブは瞬く間に破壊されたが、ボーグは直前にボーグ・スフィアで脱出し、タイムワープを敢行した。直後にエンタープライズの見た光景は住人が総てボーグ化された地球だった。 ボーグ・スフィアを追跡したエンタープライズは2063年、すなわち、地球人類が初めてワープに成功し、バルカンとのファーストコンタクトを果たした時代に到着する。そこには人類初のワープを完成させた偉人、ゼフラム・コクレーンがいたが、実際の彼は偉人には程遠い、ただの酔っ払いだった。上陸したライカーたちはコクレーンの本来の姿に驚きつつも、ボーグの攻撃から彼を守り、ワープエンジン開発に協力する。 一方、エンタープライズ艦内には破壊したはずのボーグ・スフィアから侵入したボーグによって徐々に侵食されつつあった。クルーを指揮しボーグを迎撃するピカードだったが、ボーグに対する復讐心は、徐々に彼の心から平静さを奪っていく…… 【DVD/Blue-ray】
|
|||
STAR TREK :FIRST CONTACT |
|||
---|---|---|---|
スター・トレック
|
【あらすじ】牧歌的な惑星バクー。しかし、そこは惑星連邦と、謎の異星人ソーナ人にひそかに監視されていた。バクー監視に従事していたデータ少佐は突如暴走し、連邦とソーナが隠蔽していた監視施設を暴露する。 外交任務についていたエンタープライズはデータの暴走の報を受け現場に急行する。なんとかデータを捕獲したピカードたちだったが、データの暴走の原因は連邦とともにバクーを調査していたソーナ人に襲われたためだった。 このことを疑問に思ったピカードはバクーの調査を決定する。優れた科学技術があるわけでもなく、驚異的な能力を持っているわけでもない。なぜ連邦とソーナはこの星を監視するのか?疑問は深まるばかりだが、その答はピカードたちの体に現れた。 惑星の秘密を知ったピカードたちは、ソーナと結託して惑星バクーを侵そうとする連邦に対し叛乱を決意する。 【DVD/Blue-ray】
|
||
NEMESIS :S.T.X |
|||
---|---|---|---|
ネメシス
|
【あらすじ】ロミュラン帝国の母星ロミュラスの議会では連星のレムスとの統合が軍部から発議されていた。だが、その議題は軽くあしらわれ、政務官達は次の議題へと話を遷す。しかし、議事堂に設置された謎の装置により政務官達は体を石の様に変異され次々と死んでいった。これによりレムスの指導者シンゾンを中心とした武断派勢力がロミュランの政権を握る。
一方、エンタープライズ号ではライカー副長とカウンセラーのディアナの結婚式が執り行われていた。ディアナの故郷であるベータゼットへ向かうエンタープライズ号であったが、ロミュランとの中立地帯近くから発せられる陽電子波を感知し、そこでデータ少佐のプロトタイプであるB-4を発見する。
ピカードは自分のクローンとの会談に戸惑いつつも、外交交渉を進めていった。だが、シンゾンにはピカードの知る由も無い、黒く蠢く大いなる野心を抱いていたのだった… 【DVD/Blue-ray】
|
||
スター・トレック劇場版(新時間軸)
STAR TREK | ||||
---|---|---|---|---|
スター・トレック
公開年:2009年
|
【あらすじ】激しい時空嵐を観測したU.S.S.ケルビンは、その直後に巨大な宇宙船に遭遇する。圧倒的な攻撃力を持つその巨大宇宙船はケルビン号のロバウ船長を脅迫して捕縛した。艦長ネロの代理を名乗る男は船長に次のように問う。 「…スポック大使を知っているか?」 暦は2233年、この時スポックはまだ3歳の幼児にすぎず、ロバウ船長はスポックのことなど知るはずもなかった。それを知ったネロはロバウを惨殺、後の指揮を任されていたジョージ・カークは妻のウィノナをはじめとする800人の乗員の脱出を助けるため、一人艦に残りの巨大宇宙船へ決死の抵抗を試みた。 しかし、彼我の戦力差は圧倒的で、ジョージは少しでも多くの脱出シャトルを逃がすために最後の決断を迫られた。その時、妻との最後の通信でジョージは自らの第二子の誕生を知る。彼は生まれた子を「ジェイムズ」と名付けると、直後に巨大宇宙船へ突入。ジョージは妻への愛を叫びながら宇宙へ散っていった。 一方、バルカン星では人間の母を持つことを理由に学友達から疎まれるスポック少年の姿があった。しかし、彼はバルカン人として順調に成長し、ついにはバルカンの長老たちからも認められる優秀なバルカン人となった。スポックは父や長老たちからバルカン科学アカデミーへの進学を勧められるが、彼はこれを拒否して宇宙艦隊へ志願した。 成長したジェイムズ(以下ジム)は義父への不満などから不良青年になっていた。彼は行きつけのバーで女性士官候補のウフーラを巡って艦隊士官候補生たちと乱闘騒ぎを起こすが、そこで、クリストファー・パイク大佐に出会い、偉大な父の話を聞かされ、艦隊への志願を決心する。 艦隊へ志願したジムはある時、コバヤシマルテストを受けるが、「絶対勝つことはできない」といわれるテストでまさかの勝利。しかし、コバヤシマルテストの考案者であるスポック中佐はこれを不正としてカークを糾弾した。 時間の悪戯で全く違った人生を歩んでいたジム・カークの人生とスポックの人生がようやく交差する。しかし、そこに生まれたものは友情ではなく対立だった。 ほぼ同じ頃にバルカン星近傍で25年前、U.S.S.ケルビンを襲ったものに似た時空嵐が発生する。現場へと急行する最新鋭艦U.S.S.エンタープライズにはパイク艦長とスポック副長、そして本来は謹慎中のはずだったジムが友人のマッコイの協力を得て乗り込んでいた。 エンタープライズ号がワープアウトした場所に待っていたのは、僚艦のおびただしい残骸と25年前に現れたあの巨大宇宙船だった――― 【DVD/Blue-ray】
|
|||
STAR TREK INTO DARKNESS |
||
---|---|---|
スター・トレック
|
【あらすじ】星が崩壊するほどの破局的な火山爆発の危機に見舞われたとある惑星“ニビル”でカーク達は原住民族に追われていた。カークが彼らの信仰の象徴を盗んだためである。
カークの狙いは艦隊の規則によって接触が禁じられていた未発達な文明の種族を、直接的に接触することなく危険な火山から離すためであり、その作戦は(かなりの危険を伴いながらも)成功した。一方、火山ではスポック、ウフーラ、スールーが火山の爆発阻止作戦を実行していたが、こちらは火口内部での作業という過酷な環境のために難航し、スポックが火口に取り残されるという危険な状況に陥った。
一方、地球のロンドンでは、一組の夫婦が郊外の病院を訪れる。難病を抱えた娘を持つ夫婦は娘の思わしくない病状を聞き、悲嘆に暮れていた。そんな中、宇宙艦隊の職員でもある夫に一人の男が近づく。 「私なら君の娘を救える」 男はそう言うと、この職員に娘を救う特別な血液を渡した。ただし、ある行動と引き換えに。 地球へ帰還したカークはパイク提督から艦隊本部に呼び出しを受けた。そこで彼は未発達の種族との接触禁止という規則違反を犯したことを糾弾される。カークはスポックを救うためと弁明したが受け入れられず、彼はエンタープライズ号艦長の任を解かれた。その後、パイクの尽力でカークへの処分はエンタープライズ号副長への格下げに留まったが、それからまもなく、大事件の報せが入る。ロンドンで大規模な爆破テロが起こったのだ。 再び艦隊本部へ呼び出されたカーク達は爆破テロ事件の犯人として“ジョン・ハリソン中佐”の存在を知る。事件の詳細を聞かされたカークはテロの標的が大して価値の無い記録保管センターであったことに疑問を抱いていた。ハリソンの真の狙いはこの事件を起こすことによって艦隊の幹部をここに集めることではないか…と。 それとほぼ同時に艦隊オフィスに轟音が鳴り響いた。カークの予測通りハリソンはここに艦隊幹部を集めて一挙に抹殺することを目論んでいたのだ。ハリソンは小型戦闘機から艦隊オフィスへ容赦の無い銃撃を加えた。カークは機転を利かせてハリソンの小型戦闘機を撃墜したものの、ハリソンは転送で逃亡し、また、カークにとって恩師でもあるパイク提督がハリソンの攻撃によって死亡したことを知る。 ハリソンへの復讐を心に誓ったカークであったが、ハリソンはトランス転送によって思わぬ場所に逃亡したことが判明する。その場所とは、連邦と一触即発の状態にあるクリンゴン帝国母星・クロノスであった。 クロノスへ向け極秘の航海に出発するエンタープライズ号と艦長に復帰したカーク。そこへ艦隊からハリソンに対する切り札として新型魚雷が72基送られてきた。不可解なことにそれは内部構造がブラックボックス化した謎の兵器であった。 果たしてハリソンの真の狙いとは?さらに艦隊から送られてきた謎の兵器の正体は?多くの謎を抱えたまま宿敵クリンゴンの母星へと旅立つエンタープライズ号。しかしその背後には大いなる陰謀が迫っていた。 【DVD/Blue-ray】 |
|