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EXCELSIOR CLASS

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エクセルシオ級

エクセルシオ級 Excelsior-Class
運用期間 2285年~
全長 467m
全幅 ---m
重量 ---t
巡航速度(*) ---
武装 連装フェイザー砲座
単装フェイザー砲座
光子魚雷ランチャー
同級艦 エクセルシオNCC-2000
メルボルンNCC-62043
ベルリンNCC-14232

-----改良型-----
エンタープライズNCC-1701-B
ラコタNCC-42768
備考 23世紀のワープ速度は光の速さ×ワープ係数の3乗で表す。
ワープ6は光速の216倍、ワープ8は512倍、ワープ12は1728倍
ワープ速度に関して詳細はワープの項目を参照。

【概要】

エクセルシオ級(エクセルシオール級)は2285年、ネームシップのU.S.S.エクセルシオ NX-2000の完成から運用が開始される。

本級はコンスティテューション級の後継艦という他に、トランスワープ実験艦として大きな役割を担った。

しかし、トランスワープドライブは、モンゴメリー・スコット中佐のごく単純な破壊工作(例えるならば精密機械からネジを2、3本抜き取るくらいの単純な工作)によっていとも簡単に作動不可能に陥ることが判明(『スター・トレックIIIミスター・スポックを探せ!』)。その構造の複雑さに比して極めて単純な破壊工作で無力化されてしまうトランスワープドライブは保安面から考慮すれば極めて重大な欠陥であり、すぐに改良が試みられたが、2290年には既に通常のワープエンジンに換装されたU.S.S.エクセルシオ(『スター・トレックVI未知の世界』)が制式化されており、エクセルシオ級におけるトランスワープドライブの本格運用は断念したようである。

しかしながら、トランスワープ実験艦として堅牢さを重視した同級の設計は信頼性も高く、最終的には連邦史上最も量産された主力級宇宙艦となった。さらに驚異的なのはその運用年数で、運用開始から70年以上経過した2360年代でも現役であり、その間にアンバサダー級や、ギャラクシー級と本級の後継艦となるクラスが開発されたが、本級の完全な置き換えには至らず、稼働隻数などを考えると、いまだに主力といえるクラスである。

艦のデザインの特徴

艦のデザインとしては、第一船体第二船体を繋ぐドーサルネックがコンスティテューション級よりかなり太いものになっており、ワープナセルと船体を繋ぐパイロンは屈曲させることで横方向からの攻撃にさらされる危険性を小さくするなど、コンスティテューション級が抱えていた船体構造上の弱点をある程度改善することに成功している。

改良型エクセルシオ級

改良型エクセルシオ級(以下エクセルシオ(改))は第二船体にバルジ(*)の追加と、第一船体に大型のインパルスドライブを二基追加、さらに改良されたワープナセルを搭載した形で改設計され、2293年に就役したU.S.S.エンタープライズ NCC-1701Bで初めて運用が開始された。エクセルシオ(改)は特に制式名は与えられずエクセルシオ級のヴァリエーションとして理解されているが、仮にエクセルシオ(改)を独立したクラスと考えるならば、一番艦がエンタープライズBであるため、エンタープライズ級と言えるかもしれない。

このエクセルシオ(改)は従来のエクセルシオ級の不満を解消したが、すでに艦隊は従来型で満足したのかあまり量産はされなかった。

*バルジ…防御力増強などのために設けられた船体の出っ張り


【編者補足】

エクセルシオ級はILMのビル・ジョージによってデザインされました。

第二船体の形状がスリッパをひっくり返したような形状であるため、そのまま「スリッパ」と揶揄されることもありますが、コンスティテューション級にはないスマートさに魅力を感じるファンも多いようです。かく言う編者も実を言うと連邦宇宙艦の中でもコンスティテューション級と並んでもっとも好きなデザインの宇宙艦です。

『新スター・トレック』が『宇宙大作戦』から約100年後の世界を描いたため、TOS劇場版のものを流用した形になるエクセルシオ級はミランダ級と並び非常に長命なクラスになっています。


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