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U.S.S.ENTERPRISE NCC-1701

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U.S.S.エンタープライズ NCC-1701(新時間軸版)

U.S.S.エンタープライズ
クラス 不明
製造 リバーサイド造船所(アイオワ州)
就役 2258年
除籍 現役
歴代船長 クリストファー・パイク
ジェイムズ・T・カーク

U.S.S.エンタープライズ NCC-1701

“...To boldly go where no one has gone before.”
(「人類未踏の世界へ、勇敢なる航海を―」就航記念銘板より)

【艦歴】

元の時間軸とは異なる経歴を持つエンタープライズ号。竣工年から、スペック、建造された造船所、歴代船長とすべてが異なるまったく別の船である。

※元の時間軸におけるエンタープライズはこちら→U.S.S.エンタープライズ

もう一つのエンタープライズ号

元の時間軸のエンタープライズ号は2245年にコンスティテューション級の一隻として地球の衛星軌道上のサンフランシスコ造船所で建造されたが、こちらのエンタープライズ号は2258年に竣工し、建造した造船所も地上のリバーサイド造船所(アイオワ州)であった。

このように元の時間軸とはまったく異なる船がエンタープライズ号となった最大の原因は未来のロミュランからやってきたネロ率いる巨大改造採掘船“ナラーダ”と接触したことであろう。

連邦宇宙艦U.S.S.ケルビンを瞬時に戦闘不能に陥らせた未知の驚異的な巨大宇宙船の存在に宇宙艦隊が危機感を持ち、それまでの建造計画に大きな転換をもたらしたことは想像に難くない。元の時間軸におけるコンスティテューション級の開発へと進んでいった艦隊の建艦思想は大幅に修正され、より強力に改設計されたエンタープライズ号は元の時間軸から13年遅れてようやく登場した。

ネロとの戦い

竣工間もないエンタープライズ号はクリストファー・パイク大佐の指揮下に置かれ、そのままバルカン星における異常を調査するために地球を出航した。

しかし、バルカン星に到着した早々にエンタープライズ号は壊滅した味方艦隊の残骸を目の当たりにする。ネロの“ナラーダ”からの攻撃で先発した艦隊が全滅させられていたのである。元の設計より強化されたとはいえ、100年以上未来の技術をもったナラーダにエンタープライズ号が敵うはずもなく、パイク船長は人質に取られ、バルカン星も人工ブラックホール兵器によって破壊されてしまった。

危機に陥ったエンタープライズ号であったが、同船の指揮を引き継いだスポックジェイムズ・T・カークは反発し合いながらも最終的には協力してパイク船長を救出し、地球を破壊しようとしていたナラーダ号を撃破した。

ナラーダ撃破後、エンタープライズ号の船長はこの戦いにおいて多大な貢献をあげたカークに引き継がれた。(スター・トレック(2009))。

クリンゴン帝国へ

カークの指揮下に入って約一年後、惑星二ビルにおけるカークの艦隊規約違反が原因でエンタープライズ号の指揮権は再びパイクに移る。しかし、それからまもなくロンドン大規模爆破テロの主犯であるジョン・ハリソンの艦隊本部襲撃によってパイクが死亡したため、カークはエンタープライズ号船長に再任された。

カークの再任後、エンタープライズ号にクリンゴン帝国母星クロノスへ逃亡したハリソンの抹殺指令が出される。その際、謎の新型魚雷を搭載することになったが、得体のしれない物を載せる訳にはいかないとモンゴメリー・スコット機関部長(スコッティ)が強硬に搭載を反対したため、スコッティが解任されている(後任はパヴェル・チェコフ)。

クロノスへ向かったエンタープライズ号はハリソン逮捕に成功したものの原因不明の故障を起こし、目下最大の敵対勢力であるクリンゴン帝国領内で漂流する非常事態に陥った。(スター・トレック:イントゥダークネス)。

性能

外見は元の時間軸におけるオリジナルのコンスティテューション級よりもシルエット、塗装ともに元の時間軸で2271年に登場した改装型コンスティテューション級に近い。武装に関しても、起倒式のフェイザー砲2基しか搭載していなかったオリジナルのコンスティテューション級よりも強力で、やはり改装型に近い性能を持っていたと見ていいだろう。

その他、宇宙での運用を前提にしたエンタープライズ号であるが、汎用性は高く、大気圏突入も可能(着陸装置の有無は不明)である。また、水中でも行動可能で、惑星二ビルでの作戦時は原住民に姿を見られないために海中に潜行して姿を隠すといった変わった使われ方もした。大気圏内での運用もある程度意識されているのか、宇宙における姿勢制御用のスラスターの他に、第一船体下部にも上昇用と思われる多数のスラスターが搭載されている。


【編者補足】

新生エンタープライズの設定はまだ固まっておらず、全長に関しても主に700m級説と300m級説の2つが併存しています。編者個人は舷窓やブリッジの大きさがオリジナルとあまり変わらないことから300m級なのではないかなぁ、と思っています。何にせよ確定的な情報はもう少し待たないといけないようです。

※ちなみに1/500モデルの大きさは約600mmで実寸に直すと300m程度となります。

-----登場作品-----

  • 『スター・トレック(2009)』
  • 『スター・トレック:イントゥダークネス』
ドイツレベル スター・トレック 1/500 NCC-1701 U.S.S エンタープライズ (映画版)

ドイツレベル スター・トレック 1/500 NCC-1701 U.S.S エンタープライズ (映画版)

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