KATHERINE PULASKI
キャサリン・ポラスキー
画像 | 準備中 |
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出身 | 地球? |
家族 | 不明 |
職業 | 惑星連邦宇宙艦隊士官 |
最終階級 | 中佐 |
受勲 功績等 |
ピカードの命を救う |
主な履歴 |
レパルス号医療主任(?~2365)
エンタープライズ号医療主任(2365) |
備考 |
※最終階級は劇中で確認できるもの
※家族は名前が判明している者のみ掲載 |
キャサリン・ポラスキー
キャサリン・ポラスキー(Katherine Pulaski)。宇宙艦隊士官。2365年の一年間だけU.S.S.エンタープライズNCC-1701Dの医療主任として勤務した。
テクノロジーに対して懐疑的な考えを持っており、悪意はなかったものの、当初はデータ少佐に対しては同僚というよりもテクノロジーの塊に過ぎないアンドロイドという認識を持っていた。また、転送移動を極端に嫌っていた。
エンタープライズ号副長のウィリアム・ライカー中佐の父、カイル・ライカーとは一時期極めて親しい間柄であった(『新スター・トレック』第40話「イカルス伝説(The Icarus Factor)」)。
【名医】
ある時、ダーウィン遺伝子研究センターで老化が急速に進むという謎の伝染病が発生し、エンタープライズ号が救援に向かった。この時、研究所の職員はエンタープライズ号の来訪よりも同艦にドクター・ポラスキーが乗り込んでいたことを喜んだ。ポラスキーは伝染病治療の権威であったためである(『新スター・トレック』第33話「DNA(Unnatural Selection)」)。
また、エンタープライズ号艦長ジャン=リュック・ピカード大佐が変調をきたしていた人工心臓の手術を宇宙基地でうける事になったが、ピカードの人工心臓の状態は思いのほか悪く、本来それほど難しくないはずの手術が大変危険な手術になってしまったことがあった。この手術を担当していた執刀医はもはや自分の手には負えないと考え、手術を成功させるには天才的な外科医である「あの人」を頼るしかないと確信してその人物を呼び寄せた。
やがて危篤状態から回復したピカードが最初見たのは手術着を着たドクター・ポラスキーであった(『新スター・トレック』第43話「愚かなる欲望(Samaritan Snare)」)。
だが、彼女は単なる技術だけに優れた医師ではなかった。エンタープライズ号のカウンセラーディアナ・トロイは彼女の最も優れた医師としての資質は患者の気持ちになって治療にあたることであるコメントしている。そのほか、風邪を引いた患者にはPCS(=Pulaski's Chicken Soup)というお手製のチキンスープを処方するなど、医療技術に頼らない治療も得意としていた(『新スター・トレック』第40話「イカルス伝説(The Icarus Factor)」)。
【ピカードに憧れて】
上述のように、ポラスキーは艦隊内外で名の知れた名医であった。ピカード艦長はなぜこれだけの実績と実力を持った士官をレパルス号艦長であったタガート艦長は手放したのか疑問に思った。
その事をタガートに尋ねたピカードに返ってきた答えは実に明快なものだった。
「彼女は君の大ファンなんだよ」
(『新スター・トレック』第33話「DNA(Unnatural Selection)」)
【編者補足】
ポラスキーは諸事情で一時降板したゲイツ・マクファデン演じるドクター・クラッシャーの代役として1シーズンだけ登場したキャラクターです。腕は確かな名医で転送嫌い、テクノロジーに対して懐疑的な部分はドクター・マッコイにそっくりですね。個人的にはビバリーよりもドクター・ポラスキーの方が好きです。
ただ、彼女の転送嫌いはマッコイよりもひどく、転送記録が年単位で存在しないという筋金入りです(マッコイは嫌がりながらも転送移動は劇中何度もしている)。
ポラスキーを演じたダイアナ・マルダーは『宇宙大作戦』第51話「地底160キロのエネルギー」、第62話「美と真実」にも出演しています。
ポラスキーを演じた俳優
ダイアナ・マルダー(Diana Muldaur) (1938~)
日本語吹き替え:谷育子
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