CRUSHER
ビバリー・クラッシャー/ウェスリー・クラッシャー
ビバリー・クラッシャー
画像 | 準備中 |
---|---|
出身 | 地球 |
家族 |
フェリサ(祖母)
ジャック(夫) ウェスリー(息子) |
職業 | 惑星連邦宇宙艦隊士官 |
最終階級 | 中佐 |
受勲 功績等 |
7年間の調査飛行 |
主な履歴 |
エンタープライズD医療主任(2364、2365~2371)
エンタープライズE医療主任(2372~2379) |
備考 |
※最終階級は劇中で確認できるもの
※家族は名前が判明している者のみ掲載 |
【ビバリーの略歴】
ビバリー・クラッシャー(Beverly Crucher)。2324年生まれ。宇宙艦隊士官。階級は中佐。後に指揮下に入ることになるジャン=リュック・ピカード大佐とは旧知の間柄である。旧姓ハワード。
夫は宇宙艦隊士官のジャック・クラッシャー。2348年に結婚し、翌2349年には息子のウェスリーが生まれた。その後、ジャックは友人でもあるスターゲイザー号艦長・ピカード大佐の指揮下にあったが、2354年の作戦任務中に死亡しビバリーは未亡人になってしまった。
ピカードは夫を死なせた指揮官であるとも言えるが、自身にとっても友人であるピカードを憎悪すまいと誓い、2364年にピカードが指揮するエンタープライズDに医療主任として配属された時もピカードに対するわだかまりはすでになかった。
2365年、宇宙艦隊医療部に転出してエンタープライズ号を離れるが、翌2366年には再びエンタープライズ号に戻ってきた。その後もエンタープライズEで引き続き医療主任を務めている。
【向上心豊かな女性】
各部署の主任は大体、大尉から少佐であることが多いが、ビバリーは中佐だった。そのためブリッジの指揮権を持ち、シフトによっては艦の指揮を執ることもあった。医療主任であるだけなら少佐でもいいのになぜ中佐になったのかと同僚のカウンセラーディアナ・トロイが尋ねると彼女は「自分の可能性を試したかったから」と答えた。
ビバリーの前向きな姿勢はトロイに刺激を与え、トロイもまた中佐への昇任試験を受ける決意をしている(『新スター・トレック』第168話「記憶喪失のアンドロイド(Thine Own Self)」
ウェスリー・クラッシャー
画像 | 準備中 |
---|---|
出身 | 地球 |
家族 |
ビバリー(母)
ジャック(父) |
職業 | 士官候補生→ 惑星連邦宇宙艦隊士官 |
最終階級 | 中尉 |
受勲 功績等 |
特になし |
主な履歴 | エンタープライズ号勤務 |
備考 |
※最終階級は劇中で確認できるもの
※家族は名前が判明している者のみ掲載 |
【ウェスリーの略歴】
ウェスリー・クラッシャー(Wesley Crusher)。2349年生まれ。父ジャックとは5歳のころ死別し、以降、母ビバリーによって育てられた。
父が艦隊士官であったこともあって、宇宙船に関して優れた知識と理解と関心を有していた。母、ビバリーの推薦などもあって、ピカードは彼を代理少尉という特例的なブリッジ士官に任命した。それから程なく、2364年に初めて艦隊アカデミーへの入学試験を受けた(『新スター・トレック』第19話「宇宙戦士への道(Coming of Age)」)。しかし、この試験にはパスできなかった。
その後、2366年、一次試験に合格したがトラブルで二次試験が受けられず、この年もアカデミーの門をくぐることはできなかった(『新スター・トレック』第72話「愛なき関係(Menage a Troi)」)。ただ、ピカードは自分の裁量で彼を「代理」抜きの少尉に任命している(あくまでもエンタープライズ号内だけの少尉である)。最終的にウェスリーがアカデミーに入学したのは2367年、18歳の時であった(『新スター・トレック』第83話「ファイナル・ミッション新たなる旅立ち(Final Mission)」)。
順調に艦隊士官への道を歩むと思われたがアカデミー在学中に所属していた飛行チームが死亡事故を引き起こし、罪を逃れるために仲間たちと虚偽の報告を行ったため、彼のキャリアは少なからず傷つけられた(『新スター・トレック』第119話「悲しみのアカデミー卒業式(The First Duty)」)。
アカデミー最終年である2370年、旅人の助言に従いアカデミーを中退して惑星連邦とカーデシア連合との係争地であるドーバンV号星でインディアン文化を学ぶ決意をして艦隊から離れた(『新スター・トレック』第172話「新たなる旅路(Journey's End)」)。
その後、時期は不明ながら艦隊に戻り、2379年のウィリアム・ライカーとディアナ・トロイの結婚式に艦隊士官として列席している姿が見られた。この時、ウェスリーは中尉であることが確認されている(『ネメシス/S.T.X』)。
【旅人】
ウェスリーは航海中、旅人という特異な種族に出会った。彼らは思考の力であらゆる場所へ行けるという種族で、ウェスリーに出会った旅人は、彼に旅人と同じ才能があると指摘した(『新スター・トレック』第6話「宇宙の果てから来た男(Where No One Has Gone Before...)」)。
その後、アカデミー在学中だったウェスリーは惑星連邦とカーデシア連合との係争地であるドーバンV号星で旅人に再開した。このころのウェスリーは、宇宙艦隊の軍事組織としての側面に嫌気がさしつつあり、アカデミーでの成績も下がるなど自分の将来に迷いが生じていた。だが、旅人と再びであったことでウェスリーは宇宙艦隊では自分のやりたいことができない事に気づき、旅人と同じ道を歩むことこそが自分の進むべき道であると確信した(『新スター・トレック』第172話「新たなる旅路(Journey's End)」)。
【編者補足】
ビバリーはメインクルーとしてはあまり目立たない部類に入るキャラクターで、劇場版ではさらにその傾向が強くほとんど活躍していません。キャラクターとしては1シーズン彼女の代役を務めたドクター・ポラスキーの方が印象が強かったかもしれません。
一方、息子のウェスリーは、ジーン・ロッデンベリーの名前(ウェスリーはジーン・ロッデンベリーのミドルネーム)が入っているだけあってかなり厚遇されており、正式な士官ではないにもかかわらずブリッジに勤務するなど、非常に目立つ存在です。終始天才児という描かれており、それだけに嫌われることもあるようです。
なお、ウェスリーは2349年生まれなのでハリー・キムと同い年になります。また、ウェスリーは2370年の時点で四年生なので、2370年12月の卒業であったキムとは同期であった可能性があります。
ビバリーを演じた俳優
ゲイツ・マクファデン(Gates McFadden) (1949~)
日本語吹き替え:一城みゆ希
ウェスリーを演じた俳優
ウィル・ウィトン(Wil Wheaton) (1972~)
【主な出演作品】
- 『スタンド・バイ・ミー』(1986)
日本語吹き替え:石田彰
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