GEORDI LA FORGE
ジョーディ・ラ=フォージ
画像 | |
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出身 | 地球(アメリカ・アラスカ) |
家族 | 地球・アフリカ |
職業 | 惑星連邦宇宙艦隊士官 |
最終階級 | 少佐 |
受勲
功績等 |
7年間の探検飛行 |
主な履歴 | エンタープライズ号パイロット→同機関主任 |
備考 |
※家族は名前が判明している人物のみ掲載
※最終階級は劇中で確認できるもの |
ジョーディ・ラ=フォージ
ジョーディ・ラ=フォージ(Geordi La Forge)。2335~。
2335年、地球のアフリカで生まれる。生来盲目であるため、ヴァイザー(VISOR)と呼ばれる特殊な装置によって視覚を得ている。ラ=フォージ家は艦隊士官を輩出してきた家系で、彼の母であるシルバ・ラ=フォージ大佐は地球人でありながらクルー全員がバルカン人というU.S.S.ヘラで艦長を務めるほど優秀な士官だった(『新スター・トレック』第155話「インターフェイス救出作戦(Interface)」)。
ジョーディもまた艦隊士官を目指して2357年に艦隊アカデミーを卒業。士官になって最初の仕事は木星―土星間のシャトルのパイロットで、この時、後のエンタープライズ号艦長ジャン=リュック・ピカード大佐に出会った(『新スター・トレック』第65話「戦闘種族カーデシア人・後編(Chain of Command, PART II)」)。
その後、U.S.S.ビクトリー、U.S.S.フッドに勤務。2364年にはピカードに要請され最新鋭艦U.S.S.エンタープライズDにパイロットとして配属された。2365年には機関部に転属し、同部門の主任を務めた。
2371年、エンタープライズD撃沈の後、エンタープライズEで引き続き機関主任を担当した。
【人間関係】
ラ=フォージはエンジニアということでアンドロイドであるデータ少佐と親しかった。
ラ=フォージはデータのメンテナンスだけではなく、人間を目指す彼にアドバイスを送るなどして手助けをしていた。データが何か疑問や不可解なことがある時は真っ先にラ=フォージに相談することからも彼らの友情が大変篤いものであることがうかがえる。
また、実直な人柄の持ち主であり、ピカードが彼をエンタープライズに誘ったのもそうした人柄を見込んでのものだった(『新スター・トレック』第65話「戦闘種族カーデシア人・後編(Chain of Command, PART II)」)。彼はその明るい性格や確実な仕事ぶりからピカードをはじめ多くのクルーからの信頼を勝ち得ていた。
一方、恋愛は少々苦手らしく、うまくいかないことが多かった。特に最もあこがれていたリア・ブラームス博士(エンタープライズDのメカニカルデザインを行った科学者)には、ひょんなきっかけで手に入れた彼女のホログラムを本人に見られて嫌悪感を抱かれるなどの失敗もあった(『新スター・トレック』第90話「ギャラクシー・チャイルド(Galaxy's child)」)。
【エンジニアとして】
エンジニアとしての彼は確実に仕事をこなすものの、同じエンジニアで職人気質だったモンゴメリー・スコットと比べると良くも悪くも堅実なタイプのエンジニアであったようだ。
スコットは豊かな経験をもとに物事を判断する傾向が強いが、ラ=フォージは仕様書や規格に基づく知識をもとに判断する傾向があった。スコットはそんなラ=フォージに対して「エンジニアはギリギリの数字は言わんもんだ」と語っている。だが、仕事に対する考え方の違いはあるものの、ラ=フォージはスコットの柔軟な発想と豊かな経験に、スコットはラ=フォージの真摯な仕事に対する態度や確実な仕事ぶりに、お互い尊敬の念を抱いた(『新スター・トレック』第130話「エンタープライズの面影(Relics)」)。
【編者補足】
ジョーディ・ラ=フォージは全盲のエンジニアというキャラクターで、データやウォーフのような飛び抜けた人気はないものの、彼の堅実な性格と同じく、堅実なわき役として個性豊かなクルーたちの脇をしっかり固めているキャラクターです。
スコットのようなひょうきんさにはやや欠けるものの、非常にきっちりした仕事をこなす彼が説明する科学用語には妙に説得力があり、TOSよりもさらに科学的に専門的な言葉が登場する../series/tngにおけるエンジニアとしては彼のようなキャラクターの方が向いているのかもしれません。
その他、彼に関する有名なエピソードとしては、彼の名前の由来が障害を持ったファンの名前にちなむものであるというものがあります。
ジョーディを演じた俳優
リヴァー・バートン(LeVar Burton) (1957~)
【主な出演作品】
- 『ルーツ』クンタ・キンテ役
日本語吹き替え:星野充昭
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