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STAR TREK 宇宙大作戦

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STAR TREK 宇宙大作戦

放映時期 1966年~1969年
(米国)
物語中の年代 2264年~2269年
(TV版)
2271年~2292年
(劇場版)
出演 ウィリアム・シャトナー
William Shatner
レナード・ニモイ
Leonard Nimoy
デフォレスト・ケリー
DeForest Kelley
ジェームズ・ドゥーアン
James Doohan
ジョージ・タケイ
George Takei

STAR TREK:The Original Series宇宙大作戦

『スター・トレック』TOS(The Original Seires)は元々西部劇作家であったジーン・ロッデンベリー(Gene Roddenberry)が製作し、1966年から1969年の3年間に亘り放送されたTVドラマで、後にTVシリーズの他、映画において数多く展開される『スター・トレック』シリーズの原点となった作品です。日本では『宇宙大作戦』または『宇宙パトロール』と呼ばれることが多いようです。

広大な宇宙《人類に残された最後の開拓地》を舞台にジェームズ・T・カーク船長率いるエンタープライズ号とそのクルーたちが繰り広げる冒険活劇として人気を集めました。現在、全世界に多くの熱狂的なファン(トレッカー、トレッキー)を生み出した同シリーズの原点となる作品です。

パイク船長の調査飛行カーク船長の5年間の探検飛行終わらないカーク船長達の大冒険新たに紡がれるカークの物語


パイク船長の調査飛行

2250年代、クリストファー・パイク船長エンタープライズ号が調査飛行を行い、この任務の中でタロスIV号星を発見、同星には幻覚の中で他種族を飼い、それらに様々な幻覚を見せてその反応を楽しむ危険なタロス星人が住んでいた。
パイク船長は彼らの見せる様々な幻覚に惑わせられながらも、強靭な精神力でそれらに打ち勝った。パイク船長は同星の存在を宇宙艦隊に報告し、艦隊もその危険性を認め、タロスIV号星を上陸禁止の禁じられた星に制定した。

(第一話「ザ・ケイジ(The Cage)」)

パイク船長の調査飛行カーク船長の5年間の探検飛行終わらないカーク船長達の大冒険新たに紡がれるカークの物語


カーク船長の5年間の探検飛行

パイク船長離任後、2264年にジェイムズ・T・カーク船長が就任。パイク船長時代から引き続き搭乗し副長になった論理的なバルカン人のスポック、カークの旧友で口は悪いが腕はいい人情派の船医マッコイ、女性に弱く酒豪だが、艦隊一の腕利きエンジニアスコット、多趣味でカークも認める名パイロットスールー、歌を愛する通信士ウフーラ、故郷ロシア愛に溢れた若きナビゲーターチェコフら個性的なクルーを率い、五年間の調査飛行に旅立った。

調査飛行中には、様々な異文化や異民族と出会い、宿敵クリンゴン帝国ロミュラン帝国との闘争も繰り広げられた。さらには時間すら超えて展開されたカーク船長達の調査飛行はこれまで以上に多大な知識と文化を連邦にもたらした。

パイク船長の調査飛行カーク船長の5年間の探検飛行終わらないカーク船長達の大冒険新たに紡がれるカークの物語


終わらないカーク船長達の大冒険

カーク船長は地球へ帰還後提督へ昇進、地上勤務に移り、カークはしばしの間エンタープライズ号から離れた。
しかし、歴史は再びカークをエンタープライズ号に呼び戻した。2271年の謎の高エネルギー体ヴィジャーの接近時に経験豊富なカークが艦長に再任され、カークは見事任務を果たし地球を危機から救った。

2285年にはかつてカークに追放された超人類カーン・ノニエン・シンの逆襲を受けるがカークは辛くもこれを撃退、さらにこの戦いで死亡したスポックの復活のために艦隊に逆らってエンタープライズ号を強奪、友情のために職責をなげうった。

スポック再生の代償はカークの息子、デビット・マーカスとエンタープライズ号と数々の軍規違反と非常に大きかったが、カークは裁きを受けるため地球へ戻ることを決意。拿捕したクリンゴンのバード・オブ・プレイで地球への帰途に着く。しかし、地球にはクジラとの交信のために地球へ侵入した探査船が強力な送信波で地球の大気を破壊。エネルギーを奪われテクノロジーも役に立たない状態の地球は滅亡の危機に瀕していた。それを知ったカークはクジラを求めて過去への冒険へと向かう。カークの作戦は成功し、探査船を無事に帰すことに成功し、カークは再び地球を救った。

カーク達は帰還後裁きにかけられたが、地球を救った英雄たちに対する裁きは寛容なものだった。カークは提督から大佐に降格されたが、再び現役の艦長としてエンタープライズAの指揮を任された。

カーク達の最後の任務は2293年のクリンゴン帝国との和平条約であるキトマー条約締結のサポートだった。この任務の中でカークとマッコイは、両国の思惑が交錯する陰謀に巻き込まれ、無実の罪を被せられ逮捕されてしまうが、エンタープライズのクルーたちはカーク達を救出して改めて巨大な陰謀に立ち向かった。
最後にはカーク達は平和を望まない守旧派を撃破してキトマー条約成立に大きく貢献した。

カーク達の長年にわたる冒険の中にはいくつもの闘争があったが、最終的に彼がもたらしたのは大いなる平和だった。

(オリジナルクルー劇場版シリーズ)

パイク船長の調査飛行カーク船長の5年間の探検飛行終わらないカーク船長達の大冒険新たに紡がれるカークの物語


新たに紡がれるカークの物語

U.S.S.ケルビンは2233年、謎の巨大宇宙船から攻撃を受け撃沈される。この時、脱出するシャトルの中で誕生したのは、自らの命と引き換えにケルビンのクルー800名を救ったジョージ・カークの息子、ジェイムズ・T・カークだった。
これによって歴史は大きく改変され、カークは本来の歴史と異なり不良少年へと成長した。しかし、運命は再びカークをエンタープライズ号へと導いていく。

(『スター・トレック(2009)』)

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