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トップページDATACHARACTERS>モンゴメリー・スコット(チャーリー・スコット)
画像 チャーリー、転送を頼む
出身 地球
家族 ピーター・プレストン(甥)
職業 惑星連邦宇宙艦隊士官
最終階級 大佐
受勲
功績等
各種造船技術開発等
主な履歴 エンタープライズ号機関部長(2264~2293)
※家族は名前が判明している人物のみ掲載
※最終階級は劇中で確認できるもの
※主な履歴は「TOS」のもの

モンゴメリー・スコット(チャーリー・スコット)

【略歴】

 モンゴメリー・スコット(Montgomery Scott)。
 2222年生まれ。宇宙艦隊士官。エンタープライズ号の長年機関部長を務めた。ジェームズ・T・カーク船長の無茶な要求にも熟練の腕と巧みな演出(わざと長めに所要時間を申告し、それよりも短い時間で作業を済ませて自身の優秀性をアピールする)で船長の期待以上の成果を上げ、彼からの絶対的な信頼を勝ち得た。
 本人は機関室でエンジンをいじるのが一番楽しいようだが、カーク、スポックに次ぐ指揮権を有しており、しばしば上陸任務で艦を離れる二人の上級士官に代わって指揮を執っている。

 2293年、キトマー条約を巡るU.S.S.エンタープライズ NCC-1701Aのラスト・ミッションまでエンタープライズ号の機関部長を勤め上げ、同艦の引退とともに退役した(『スター・トレックVI 未知の世界』)。
 同年、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701Bの波乱の進宙式を見届けた後、ノルピン・コロニーへ向かうU.S.S.ジェノーランに乗客として搭乗したが、同船がダイソンの天球の重力に捉えられ墜落、スコットはあてのない救助を待つために転送装置のパターンバッファの中で分子レベルに分解したまま留まった。
 彼が待ちわびた救助は、それから75年後の2369年、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701Dによって行われた(新スター・トレック』第130話「エンタープライズの面影(Relics)」)。

5年間の探検飛行から退役までエンタープライズ号を愛した男エンジニアとして新時間軸のスコット編者補足ページ上部へ


【5年間の探検飛行から退役まで】

ヴィジャーとの対決

 5年間の探検飛行終了後もスコットはエンタープライズ号の機関部長として残り、エンタープライズ号の大改装作業をデッカー新艦長と共に行った。2271年ノヴィジャー接近の際も引き続き同艦の機関部長として任務に就いた(『スター・トレック THE MOTION PICTURE』)

カーンとの戦い~エンタープライズの自爆を見届ける

 2280年代にはエンタープライズ号は練習艦となったが、スコットは機関部長として後進の育成に努めていた。しかし、2285年の訓練航海中、かつてカークに追放された20世紀の独裁者カーン・ノニエン・シンに乗っ取られたリライアント号から攻撃を受けた際に、甥で機関部員として働いていたピーター・プレストンを失う(『スター・トレックII カーンの逆襲』)

 カーン撃退後、スコットは戦闘で損傷したエンタープライズ号の修復工事の監督を希望したが、艦隊司令部は老朽化を理由にエンタープライズ号を退役させることを決定、新鋭艦エクセルシオール号機関部長(大佐)の転属を言い渡される。
 しかし、スコットはスポック救出のためにエンタープライズ号を盗み出そうとするカーク提督に協力し、追撃に出るであろうエクセルシオール号のトランス・ワープ・ドライブに細工を仕掛けて、まんまと逃げおおせた。エンタープライズに再び戻ることができたスコットだったが、救出に向かった先の惑星ジェネシスでクリンゴン・バード・オブ・プレイの攻撃を受け、カークとスコットは断腸の思いでエンタープライズ号を自爆させた(『スター・トレックIII ミスター・スポックを探せ!』)

過去への旅~ラストミッション

 ザトウクジラを探し出すため20世紀に行った際は透明アルミの発明者であるニコルズ博士と出会った(『スター・トレックIV 故郷への長い道』)
 カークのエンタープライズ強奪事件の責任は特赦されたが、エクセルシオール機関大佐への転属人事が無効になったためか、階級は中佐に戻っている。

 2293年、カーク大佐のラストミッションの完了でカーク、スポック、マッコイと共に退役した(『スター・トレックVI 未知の世界』)。なお、この当時の彼の階級は大佐。

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【エンタープライズ号を愛した男】

 彼の半生はエンタープライズ号と共にあったと言っても過言ではない。エンタープライズ号の船長といえばジェームズ・T・カークだが、スコットは地上勤務などで数年間エンタープライズから離れたカークと違い、配属から自沈まで途切れなく勤務し、後継となったエンタープライズAでも機関部長を勤めた。
 彼のエンタープライズ号に対する愛情をよく示しているものとして、宇宙ステーションK-7で起こったクリンゴン人との小競り合いでの出来事であろう(『宇宙大作戦』第42話「新種クアドトリティケール(The Trouble with Tribbles)」)

エンタープライズ号>カークの名誉

 深宇宙ステーションK-7でクリンゴン人と共に休養をとらされたエンタープライズのクルー達(この頃にはオルガニア平和条約が結ばれていたためクリンゴン人を追い出すことが出来なかった)だったが、案の定、血気盛んなクリンゴン人たちはカーク船長のことを罵るなどしてクルーを挑発、スコットは休養中の上陸班の最上級士官として部下を抑えたが、クリンゴン人にあることを言われた途端、逆上して彼らに殴りかかって行った。

 この騒動を受けて、カークはその場にいた最上級士官の彼を尋問し、その原因を尋ねた。スコットはその時のクリンゴン人の言動等を報告、自身が罵られたことを知ったカークは「なるほど、それで怒ったのか」と聞いたが、スコットは「いいえ」と答え、「じゃあ、なぜ怒ったんだ?」と改めて問われると「エンタープライズ号を『ボロボロの木で作ったゴミ箱』だと罵ったからです」と答え、さらにカークが「私が罵られたことじゃなく、エンタープライズ号を罵られたことに怒ったんだな?」と尋ねると本人の前にも拘らず「はい、そうです」と力強く答えカークを唖然とさせた。

永遠の恋人“USSエンタープライズ NCC-1701”

 これほど愛したエンタープライズ号だったが、残念ながら、NCC-1701は2285年、ジェネシス計画を巡るクリンゴンとの闘争で自爆・自沈(『スター・トレックIII ミスター・スポックを探せ!』)。その後、NCC-1717 U.S.S.ヨークタウンを改名したNCC-1701Aにも乗り込んだが、こちらにはあまり思い入れがないらしく、機器のトラブル続きだった同艦に対し「この船は猿が作ったのか」と悪態をついている(『スター・トレックV 新たなる未知へ』)。2369年にエンタープライズDに救出された際も、彼がホロデッキで再現したのはNCC-1701のブリッジだった。

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【エンジニアとして】

 彼は最終的に大佐まで昇進したが、退役まで艦長になることはなかった。また、その実績は、当時の多くの宇宙艦隊艦船の仕様書などに彼の名前が散見されることから考えても、カークにも劣らないものがあるはずだが、結局提督になることもなかった。

 その理由として大きいのは、やはりエンジニアという仕事に対する愛着の大きさからだろう。彼は上陸許可が出ても船に残り機関部を見ていたり、自室で科学誌を読みふけったりするなど、根っからのエンジニアである。
 また、2369年にエンタープライズDに救出された際、同艦の機関部長であるジョーディ・ラ=フォージ少佐と二人でU.S.S.ジェノーランを動かすことになった時も、自分よりはるかに年下で、階級も二つ下であるのもかかわらず少佐を指揮官に推した。少佐が前述の理由でスコットが指揮官にふさわしいと言って固辞しようとしても、スコットは「エンジニア以外のものになりたいと思ったことは一度もないんだ」と自分が持ち続けた信念をにこやかに、それでいてどこか誇らしげに語り、ラ=フォージ少佐に指揮を委ねた(『新スター・トレック』第130話「エンタープライズの面影(Relics)」)

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【新時間軸のスコット】

 艦隊のエンジニアでトランスワープ転送実験を行っていたが完成までには至らず、実験にアーチャー提督(ジョナサン・アーチャー?)の愛犬を使って失敗したことで、辺境のデルタ・ベガ基地へ左遷された。
 そこで偶然出会ったジェイムズ・カークと未来からやってきた老スポックの協力でトランスワープ転送に必要な方程式を発見し、ワープ中のエンタープライズ号に転送するという荒業で乗船した。その後、なし崩し的にエンタープライズのエンジニアとしてワープ性能の強化などに活躍した。
 エンタープライズ号の船長がカークに交代した後に正式に機関部長に着任した(『スター・トレック』)。

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【編者補足】

 スコットは日本ではチャーリーの名で知られています。日系人という設定のスールー→カトーはある程度その必要性を感じますが、彼の場合はなぜスコットという名前をチャーリーにしなければならなかったのでしょうか。一般的に言われているのは「スコットとスポックが紛らわしかったから」という理由です。まさか語感が似てるくらいで紛らわしいというほどのことではないだろう…と思ってしまいますが、意外や意外、「スコット」と吹きかえられているもの(矢島カークではない劇場版Vなど)を聞いてみると実際紛らわしい。やはり上記のような理由で彼の名前が変更されたのだろうとおもいます。ただ、彼がチャーリーになったことで『宇宙大作戦』第8話「セイサス星から来た少年(原題:Charlie X)」に登場する「セイサス星から来た少年」チャーリーは日本語版では「ピーター」と名前を変える羽目になりました。

 キャラとしては酒豪、女性にてんで弱いなど欠点とも取れる特徴を持っていますが、ただの技術者ではない、職人的な勘と技術を持ったなかなか渋い役どころではないかと思います。彼の得意技の仕事時間の過大報告は、彼のようなキャラクターだからこそ許されるご愛嬌ですね。また、意外にも上級士官の中では最も年長で、一見最年長に見えるドクター・マッコイよりも五つも年上です。

スコッティを演じた俳優

ジェイムズ・ドゥーアン(James Doohan) (1920~2005)

日本語吹き替え:小林修、内海賢二 他

(2009年版)
サイモン・ペッグ(SimonPegg) (1970~)

日本語吹き替え:根本泰彦

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