lcarsS.F.A.P.S.宇宙艦隊予備校
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象徴 フェレンギ
政体 グランドネーガスを中心とした組合的国家
元首 グランドネーガス
母星 フェレンギナー
建国年 10000年前?
種族 フェレンギ人

フェレンギ人

ェレンギはアルファ宇宙域の星間国家。しかしながら、フェレンギは国家というよりもグランドネーガスを中心とした巨大な商業組合といった方が適当かもしれない。

 フェレンギではラチナムを基準とした貨幣経済が極端に発展しており、フェレンギ人にとって目指すべき人生の最大の目標はいかにラチナムを多く稼ぐかである、と言っても過言ではない。
 そのためフェレンギ人は商売に関しては一切の妥協がなく、目的のためならば手段を選ばない傾向が強い。故に他勢力からはあまり信用されていない。

 惑星連邦とは2364年に公式なファーストコンタクトを行っているが、それ以前の2355年にジャン=リュック・ピカード大佐が指揮するU.S.S.スターゲイザーとフェレンギ船が交戦している。
 正式に国交が開かれた後は中立関係になっている。

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身体的特徴

クワーク
一般的なフェレンギ人
クワーク

星フェレンギナーは多雨多湿の環境で、フェレンギ人は毛髪が殆ど無い。その一方で耳は非常に発達している。

 この耳はフェレンギ人の男性にとって非常に重要な部位で、最大のセックスアピールポイントであり、耳が大きければ大きいほど魅力的であるとされる。また、その大きな耳は性感帯でもある。そのため、フェレンギの男性は気に入った女性に対して“耳かき”をねだることがままある。
 なお、フェレンギ人の外見はほかのヒューマノイドと比べると非常に個性的な部類に入るが、フェレンギの男性は女性に関してはヒューマノイドなら外見的な差異はあまり気にならないようである(例えば、クワークは地球人類から見て魅力的な女性であるジャッジア・ダックスに対して同じく美人であると評価している)。

 その他、フェレンギ人は多種族に比べるとやや平均身長が低い、脳の構造も特殊でテレパスでも思考をたどることは難しい、などの特徴がある。

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社会・文化

何をするにもラチナムが必要

ェレンギには公共物は当然存在するが基本的に有料である。例えば、エレベーターは有料である(しかもしばしば値上がりするらしい)。その他、行政機関の手続きも有料である。無論、公文書発行に手数料などを徴収する事はけっして珍しいことではないが、フェレンギの場合は、まず受付してもらうためにもラチナムがかかる。そして当然のように手数料がかかり、さらに手続きを待つ間、椅子に座ろうとしてもラチナムを取られる(DS9』第69話「クワークの母(Family Business)」)。

男尊女卑

底した男尊女卑社会である。女性は商売はおろか服を着ることすら許されていない。例外的な存在はクワークの母であるイシュカのみである。
 そのため、フェレンギ人にとって女性を口説く方法とは極めて傲慢にふるまい女性を顎で使うことが一般的である。もっとも、それはフェレンギの女性にのみ通用する態度であり、多くの異星人とかかわり、その事を心得ているクワークのような人物は女性に対して傲慢な態度に出ることは少ない。

食文化等

雨多湿なフェレンギにおいては、カラッとしたものよりドロッとしたものやヌメッとしたものが好まれる。例えば食べ物に関して言えばヌメッとしたナメクジのような生き物が好まれている。飲み物に関しても同様で水のようなサラサラした物よりもドロドロしたものが好まれて飲まれる。
 生きたままの食材をそのまま食べるクリンゴンの料理も“ゲテモノ”というべきものだが、フェレンギ料理はそれ以上にゲテモノというべき存在でフェレンギ人以外はほとんど食さない。

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金儲けの秘訣

儲けの秘訣とはフェレンギにおける最高の聖典にして最高のベストセラーである。初代グランドネーガス、ギントによって著された。その後も歴代グランドネーガスによる改訂増補が繰り返し行われ、その都度再販され続けている(そのたび儲けが出る)。
 内容は以下のとおり(判明している物のみ掲載)。

金儲けの秘訣

  • 第1条:一旦手にした金は、絶対に返してはならない。
  • 第3条:必要以上の浪費をしてはならない。
  • 第6条:家族であっても商売の邪魔を許してはならない。
  • 第7条:常に耳を傾けろ。
  • 第9条:機会+意思=利益。
  • 第10条:欲望は永遠なり。
  • 第16条:取引は履行されるものである。
  • 第17条:契約は絶対的なものである。ただしフェレンギ人が相手であればだが。
  • 第18条:金儲けのできないフェレンギ人は、フェレンギ人ではありえない。
  • 第21条:友情を金儲けよりも優先させてはならない
  • 第22条:賢い男は風の中にも儲けの音を聞く。
  • 第31条:フェレンギの母を茶化してはならない。
  • 第33条:上司へのごますりで傷つくものは何も無い。
  • 第34条:戦争は良い商売時である。
  • 第35条:平和は良い商売時である。
  • 第47条:身なりの良い者を信用してはならない。
  • 第48条:素晴らしい笑顔の裏には鋭いナイフがある。
  • 第57条:良い客はラチナムと同様に希少なものである。それらは得難い宝である。
  • 第59条:タダのアドバイスは高くつく。
  • 第62条:危険な道こそ、偉大な儲けへの道である。
  • 第74条:知識=儲け。
  • 第75条:家には心はあるだろうが、星はラチナムで出来ている。
  • 第76条:時には和解せよ。
  • 第94条:女と財産は別物。
  • 第95条:(儲けを)拡大するか死ぬかだ。
  • 第102条:自然は朽るが、ラチナムは永遠である。
  • 第109条:尊厳には空の袋程度の価値しかない。
  • 第111条:恩を売った相手は家族同然である。遠慮なく搾取せよ。
  • 第112条:ボスの姉妹とはベッドを共にするな。
  • 第139条:妻は隷属し、兄弟は受け継ぐものである。
  • 第168条:成功への道は秘めよ。
  • 第190条:聞いたこと全てを鵜呑みにするべからず。
  • 第194条:客の要求を先回りして知っておけば良いビジネスとなる。
  • 第203条:新規の客には旨みもあるが鋭い牙がある。
  • 第208条:時に質問よりも答えが危険なものとなる。
  • 第211条:従業員は成功へのハシゴのステップである。踏みつけることにためらいがあってはならない。
  • 第214条:空きっ腹では良いビジネスも良い交渉も生まれない。
  • 第217条:何人も魚を水から自由にすることはできない。
  • 第229条:ラチナムは欲望よりも長持ちする。
  • 第239条:商品のラベルにこだわるな。
  • 第263条:疑いからラチナムを損するようなことがあってはならない。
  • 第285条:必ずしも善行が救いに繋がるわけではない。

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編者補足

 フェレンギは『新スター・トレック(TNG)』から登場していますが、主に活躍したのはクワークらが登場する『ディープ・スペース・ナイン(DS9)』。
 彼らのモデルはTNG放送当時バブル絶頂期でアメリカと貿易摩擦を引き起こしていた日本人であるとも言われています。低身長で品がなく、カネのことばかり考える文字通りのエコノミックアニマルとして描かれていたのが印象的です。また初期のフェレンギ人は電撃鞭のような野蛮な武器を所持しており、どちらかと言えば悪役という扱いを受けていました。
 しかしながら、DS9ではクワークが味のあるキャラクターを発揮したことによって、シリーズの中でも代表的な種族の一つとして人気を博しました。それと同時にフェレンギ人の表現もどんどんコミカルになっていき、初期のただの小憎らしい拝金主義者の集団から、公共サービスを受けるにも財布を開けねばならないという小市民的な、どこか共感できる身近さすら感じられる種族へ変貌していったように思います。

 椅子に座るにもお金を取るフェレンギ人の記事ですが…当然ながらこの記事の閲覧料はタダです。

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