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トップページDATACHARACTERS>デュカット
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職業 カーデシア軍士官→デタパ評議会軍事顧問→宗教家?
最終階級 ガル(佐官相当)

デュカット

【略歴】

 デュカット(Dukat)。カーデシア連合の軍人。最後のベイジョー占領司令官、ベイジョー軌道ステーションテロック・ノール(後のディープ・スペース9)司令官であった。

 2369年のカーデシア軍のベイジョー撤退後もしばしばディープ・スペース9(以下DS9)に現れベンジャミン・シスコ司令官らと対立した。

 2372年にカーデシアの軍事政権が倒れた後は、文民政権デタパ評議会の軍事顧問に就任。ドミニオンとの同盟交渉でも中心的な役割を果たし、後にDS9再占領作戦を成功させた。
 しかし、まもなくDS9は惑星連邦に再奪還され、同時に最愛の娘であったトラ・ジヤルをも失った。以後、しばらく逃亡潜伏していたが、2375年にベイジョー人になりすましてカイ・ウィンに接近、邪悪な生命体パー・レイスを復活させた。

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【テロック・ノール奪還への執念】

 ベイジョー連邦との実質的な渉外担当としてシスコ司令官らと対立と協力を繰り返していたデュカットだが、スキあらば自らが持っていたベイジョー利権を取り戻そうと画策していた。とはいえ、一指揮官に過ぎないデュカットがDS9存続の大きな驚異となることはなかった。

 だが2372年、デュカットに大きな転機が訪れた。
 この前年、軍事政権の中核・オブシディアン・オーダーがガンマ宇宙域の大勢力ドミニオンへの侵攻に失敗して壊滅。さらにクリンゴン帝国の侵略を受けるなどして軍事政権は大いにゆらいだ。
 これにより有名無実だった文民議会のデタパ評議会の存在が浮上し、クーデターによってついに軍事政権は崩壊、これに先立ちクリンゴン侵攻の防衛とドミニオンとの交渉で中心的な役割を果たしたデュカットは新政権の信頼を得て軍事顧問の地位を手に入れることに成功したのである。

 2373年末、ドミニオンとの同盟を成立させたデュカットはDS9へ侵攻。DS9のシスコ司令官は機雷原を敷くなどして防衛作戦を展開したがドミニオンの大軍を前に撤退を余儀なくされ、デュカットは再びDS9=テロック・ノールを手中におさめた(DS9』第124話「DS9撤退の日(Call of Arms)」)。
 彼のテロック・ノール奪還は、同時にガンマ宇宙域とアルファ宇宙域を結ぶベイジョーワームホールがドミニオン勢力下に落ちたことを意味し、それはすなわち後のドミニオン戦争の引き金にもなった。

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【転落】

 テロック・ノール奪還は彼の軍歴の頂点であったかもしれない。その後の彼の経歴は転落に次ぐ転落であった。
 2374年、惑星連邦によるDS9奪還作戦が発動され、デュカットの栄光は僅かな期間で終焉を迎えた。さらにDS9失陥だけなら取り返しようはあったかもしれなかったが、この戦いでデュカットは最愛の娘であるジヤルを失ったことが彼のカーデシア軍人としての終焉を決定づけた。

 ベイジョー人女性との間にもうけた子であるジヤルは、DS9再占領作戦の際、ベイジョー側につきデュカットと対立する道を選んだが、それでもデュカットは彼女への愛情を惜しむことはなかった。しかし、ジヤルはその愛情を受け入れることなく、最終的にはデュカットの腹心であったダマールに殺された(DS9』第130話「ディープ・スペース・ナイン奪還作戦・後編(Saclifice of Angels)」)。

 ジヤルを失ったショックで気力が完全に尽きてしまったデュカットは宇宙艦隊に捕らえられ、連邦の収容施設に送られることになったが護送中の事故がきっかけとなって脱出した。その後行方不明となっていたが突如としてDS9に舞い戻り、邪悪な生命体パー・レイスの影響を受け、パー・レイスと対立する預言者を封じ込めるべくベイジョー・ワームホールを崩壊させた。この時、たまたま居合わせたジャッジア・ダックスを殺害している(DS9』第150話「決意の代償(Tears of the Prophets)」)。

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【パー・レイス復活へ】

 ベイジョー・ワームホールを崩壊させた後、再び潜伏していたが、エムポック・ノールという廃棄されたステーションでパー・レイスを信仰する教団の長としてベイジョー人信徒を率いて活動していた。しかし、この試みは失敗に終わっている。

 その後、整形手術を施し、ベイジョー人になりすまして、ベイジョー宗教界のトップであるカイ・ウィンに接近。彼女をそそのかしてパー・レイスを復活させた。しかし、ウィンもただ利用されるだけではなく、復活に必要な生贄としてデュカットを選んだ。このことで一度は死んだデュカットであったが、結果として彼はパー・レイスの依代となり復活。ウィンを焼き払い、預言者の意思を受けパー・レイスとの戦いに臨んだベンジャミン・シスコと対決したが、激しい戦いの末にパー・レイスと共に封印された(DS9』第176話「終わりなき始まり(後編)」)。

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【性格・嗜好】

 ベイジョー占領軍の司令官であった彼は、DS9の副司令官であったキラ・ネリス少佐をはじめとする多くのベイジョー人の怨嗟の的になった。
 だが、彼自身は、高圧的で鼻持ちならない者が多いカーデシア人の中にあって、ユーモアを解し、多少恣意的ではあるが紳士的であり、多くのベイジョー人が思うように特別残虐な人物というわけではなかった。

 また、彼はベイジョー人女性に対して非常に高い関心を持っていた。テロック・ノール司令官在任時は多くのベイジョー人女性を愛人として抱えていたことはよく知られている。その多くの愛人の中にはキラ少佐の母であるキラ・メルーもいた。
 デュカットはこれらの愛人に対して、暴力的に愛情を求めるような事はせず、あくまでも紳士的に接していた。彼のベイジョー人女性に対する愛情は、自身のカーデシア人の妻子よりもベイジョー人との娘であるジヤルを溺愛したことからも相当なものであることが伺える。

 ただ、このベイジョー人女性に対する偏愛はしばしば彼の失敗にも結びついた。上述のとおり、本来の妻子よりもベイジョー女性の愛人との間に生まれたジヤルを選んだことで、彼の家庭は崩壊している。また、パー・レイス教団を率いた時もベイジョー人信徒の妻に手を出してしまい、子供までできてしまったために、信徒の信頼を失って教団も崩壊している。

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【編者補足】

 ベイジョー人フェチのカーデシア人です。DS9ではいわゆるライバルキャラクターのような位置づけで、物語のキーマンとして活躍しました。
 物語中あらゆる登場人物に嫌われるかわいそうな人ですが、茶目っ気があり、どこか愛嬌がある彼のキャラクターは、あまり落ち着きのないDS9の主要メンバーよりもまともで魅力的見えるのは気のせいでしょうか。
 また、DS9において中心的な役割を長く果たしたにもかかわらず、ファーストネームが最後まで明らかになっていません。

デュカットを演じた俳優

マーク・アレイモ(Marc Alaimo) (1942~)

日本語吹き替え:幹本雄之

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