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ディファイアント級

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艦の概要 | ||||||||||||||||
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ディファイアント級
ワープ6は光速の392倍、ワープ9.982は正確な数値は不明(光速の3053倍以上)。
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【概要】
ディファイアント級は2370年から運用が開始された惑星連邦所属の宇宙艦。連邦宇宙艦隊史上初めて純粋な戦闘艦として建造された宇宙艦である。
本級は火星のユートピア・プラニシア造船所で開発がすすめられ、その開発には後に深宇宙ステーションディープ・スペース9の司令官となるベンジャミン・シスコも携わっていた。
ディファイアント級に求められた性能は迅速に敵防衛圏内に侵入し打撃を与えることであり、探査任務などは考慮されなかった。カタログデータでは2年間の任務に耐えられるようになっているが、実際の居住性は当時の連邦主力艦であったギャラクシー級には到底及ばないもので、純粋に戦闘艦としての運用しか想定していないことは明らかである。
これまで純粋な戦闘艦をもたなかった宇宙艦隊がディファイアント級の開発・保有を迫られたのは、やはり2365年のボーグとの遭遇の影響が大きい。結果としてディファイアント級はドミニオンとの戦いで主に活躍したものの、本来、本級は“ボーグバスター”としての活躍が期待されていた。
ただ、ウルフ359の戦いの戦い以降、艦隊の建艦計画は防衛力増強に傾いていったにもかかわらず、ディファイアント級の開発は鈍化した。もともとかなり無理のあった設計がたたり、ディファイアント級の開発が一旦差しとめられたためである。結局、プロトタイプの完成は2370年までずれ込むことになった。
艦のデザインの特徴
ディファイアント級はこれまでのどの連邦宇宙艦とも似ていない。従来の連邦宇宙艦は円形ないし楕円形の第一船体を有していたのに対し、ディファイアント級はそうした形をしていない。また、ワープナセルも半ば内蔵されるような形で主船体に密着した形状になっている。
強力な武装
ディファイアント級は連邦初の純粋な戦闘艦とあって、船体こそ小さいもののその攻撃力は強大である。
当時最強クラスの威力をもったタイプXIIのフェイザーをより破壊効率を高めたパルス式で装備し、従来の光子魚雷の約2.5倍の威力を誇る新兵器の量子魚雷も初めて搭載された。
さらにディファイアント級のワープコアはディファイアントの4倍程度の大きさの艦でも問題なく動かせるほど高出力であり、その強力なエネルギーはがディファイアントの高速・高火力性能を支えている。ただし、最大出力を出すと船体構造の維持に支障をきたしてしまうため、全力航行を行うことは稀である。
その他、ディファイアント級にはセンサー類も最新型のものが搭載されたほか、ドミニオン戦争の影響もあって、アルジェロン条約で搭載が禁止されていた遮蔽装置も、ディファイアントNX-74205に限っては特例として搭載されていた(ただし、使用はガンマ宇宙域においてのみという制限がつけられた)。
【編者補足】
ディファイアント級は主に『ディープ・スペース・ナイン』で活躍した宇宙艦です。デザインといい、性質といいスター・トレック的ではない宇宙艦かもしれませんね。
