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DEANNA TOROI

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ディアナ・トロイ

画像 準備中
出身 ベータゼット
家族 イアン・アンドリュー(父)
ラクサナ(母)
ケストラ(姉)
ウィリアム・ライカー(夫・2379~)
職業 惑星連邦宇宙艦隊士官
最終階級 中佐
受勲
功績等
7年間の調査飛行
主な履歴 エンタープライズ号カウンセラー
備考 ※最終階級は劇中で確認できるもの
※家族は名前が判明している者のみ掲載

ディアナ・トロイ

ディアナ・トロイ(Deanna Troi)。2336~。ベタゾイド人と地球人のハーフで、父は宇宙艦隊士官で地球人のイアン・アンドリュー、母はベタゾイド大使にしてベータゼット星の第五王朝の王族の女性、ラクサナである。

2364年、宇宙艦隊旗艦U.S.S.エンタープライズNCC-1701Dに配属され、カウンセラーとして任務についた。

その後、エンタープライズDはクリンゴンの反体制派の残党の奇襲で撃沈されたが、その後を継いだU.S.S.エンタープライズNCC-1701Eにおいても引き続きカウンセラーとして勤務した。

カウンセラーとして恋多きディアナ編者補足


【カウンセラーとして】

ディアナはカウンセラーであるため主な業務は医療部門に属する。ただ、彼女はブリッジにいることが多く、副長のウィリアム・ライカー中佐とならんで艦長のジャン=リュック・ピカード大佐に助言をすることが多かった。

と、言うのも、ベタゾイド人であるディアナにはテレパス能力がある(ハーフであるため純血のベタゾイド人にはやや劣るが)ため、異種族と交渉することが多いピカード艦長にとっては、未知の相手の心情を知る上でこの上なく信頼できるアドバイザーであったためである。ピカードは彼女に対する信頼を「私の良き教導者であり、良心である」と表現した(スター・トレック:ネメシス)。

無論、カウンセラーとしての仕事もこなしている。彼女の患者の中で有名な者は、後にヴォイジャー救出計画「パスファインダー」で中心的な役割を果たしたレジナルド・バークレー大尉である。彼が最初に彼女の治療を受けた際の症状はホロデッキ中毒であった(新スター・トレック』第69話「倒錯のホログラムデッキ(Hollow Pursuits)」)。

カウンセラーとして恋多きディアナ編者補足


【恋多きディアナ】

母・ラクサナは、王族という立場であったが非常に享楽的で恋愛にも奔放な女性であった。ディアナはそのような母に対して嫌悪感とは言わないまでも多少の反発心をいだいていた。そのせいかラクサナに比べるとディアナは保守的で自律的な女性であった。

しかしながら、ディアナもまた恋多き女性であったと言えるだろう。ウィリアム・ライカーとはエンタープライズ号勤務以前に恋人関係にあり、互いに「イムザディ」(ベタゾイドの言葉で「最愛の人」というような意味の言葉)と呼び合う親密な関係であった。

しかし、ライカーとの関係は彼の転属により自然に消滅し、エンタープライズ号で再会するまでは連絡をとりあうこともなかった。その後、美しい彼女は多くの異星人を魅了し、その中にはディアナの心をつかんだものもいが、そのいずれも短い間の恋に終わることが多かった。

そのためライカーとつかず離れずの微妙な関係が続いていたが、徐々にエンタープライズ号の保安主任だったウォーフに惹かれていった(新スター・トレック』第170話「謎の幻覚テレパシー(Eye of the Beholder )」)。

ところが、このウォーフとの関係もウォーフのDS9への転属などでやはり自然消滅してしまった。その後、ライカーとの愛情が復活し(スター・トレック:叛乱)、2379年についに二人は結婚することになった。
ウォーフも二人の結婚式に参列したが、かつての恋人の結婚に思うところがあったのか、ロミュランエールを大量に飲んで酔いつぶれてしまった(スター・トレック:ネメシス)。

カウンセラーとして恋多きディアナ編者補足


【編者補足】

ディアナのキャラクターはライカーの補足などでも触れているとおり、TMPに登場したアイリア中尉が元になっています。もともとカウンセラー役はヤー大尉を演じたデニス・クロスビーが演じる予定でしたが諸事情でマリーナ・サーティスに変更されました。結果的にアイリア中尉が持っていたエキゾチックな魅力も引き継いだようなキャラクターではないかと思います。もちろん、そうした意図があっての変更ではありませんが…

また、彼女にはあるジンクスがあり、それは「ディアナが操縦席に座るとエンタープライズが大惨事にあう」というものです。実際、彼女が操縦席に座ったときエンタープライズDは撃沈されています(『ジェネレーションズ』)。ただ、彼女の名誉のために言うならば、彼女が操縦席に座ったときにはすでにエンタープライズは大破して操縦不能に陥っており、必ずしも彼女の操縦技術の問題ではありません。

その他、『ネメシス』でも彼女が席に座った直後にシミターと正面衝突を起こしてエンタープライズEは大破してしまいます。これも彼女の名誉のために言うならば、けっして彼女の操縦技術がヘタでぶつけてしまったのではなく、ピカードの命令に従ったまでで、やはり彼女の操縦技術の問題ではありません。

ディアナを演じた俳優

マリーナ・サーティス(Marina Sirtis) (1955~)

日本語吹き替え:高島雅羅

カウンセラーとして恋多きディアナ編者補足


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