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象徴 ベイジョー
政体 暫定政権による統治
議会 評議会(Chamber of Ministers)とヴェデク議会
母星 ベイジョー
建国年 50万年前には文明社会を築いていた
軍事力 国民軍
種族 ベイジョー人

ベイジョー

イジョーはアルファ宇宙域の惑星国家。2328にカーデシアによる占領がはじまり、それから41年後の2369年ようやく解放された。その後は連邦の支援を受けている。

 圧政的な軍事国家に虐げられた悲劇の民族…というと大人しい民族を想像しがちだが、少なくともベイジョー人に限ってはそうではない。カーデシアの占領以後、ベイジョー人は反カーデシアゲリラを展開して支配に抵抗し、連邦とカーデシアの中立地帯問題で誕生した反カーデシア組織「マキ」にも多くのベイジョー人が参加した。結局、カーデシアは疲弊したベイジョーを放棄し、ベイジョーは独立を取り戻した。

 そうした激しい部分もある一方、大変篤い信仰心を持っている。そのためベイジョー宗教界が国民にもたらす影響は大きい。

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カーデシアとの関係

ベイジョー
ベイジョーの位置

328年、支援をうたったカーデシア連合がベイジョーに接近し、その後侵略され同国に占領された。しかし、一部のベイジョー人はこれに反抗し強硬に抵抗。これに対しカーデシアは虐殺などを含め、徹底的な弾圧に乗り出している。

 2369年にカーデシア連合は撤退。代わって、その独立支援のために惑星連邦が進駐したためカーデシアとの対立関係は表面上は解消した。しかし、ベイジョー人の反カーデシア感情は根強く、その後も小競り合いが続いた。
 だが、その独立もドミニオンと連合したカーデシア軍が再び侵攻してきたことで崩され、2374年に再び占領された。しかし、その一年後の2375年にはカーデシアがドミニオンとの連合を破棄し、ドミニオンも惑星連邦、クリンゴン帝国ロミュラン星間帝国の連合軍に敗れたため、ようやく安定した独立を達成した。

 ただ、カーデシアとベイジョーの関わりはそれよりもずっと古く、約800年前、ベイジョーの太陽帆船がカーデシアに到達していたとされている。しかし、この説はベイジョーからカーデシアまでの距離が太陽帆船で行き来するにはあまりに長すぎるため、カーデシアは否定していた。
 だが、この説は2372年にベンジャミン・シスコ大佐がこの太陽帆船を再現し、デノリアス・ベルト(*1)のタキオンの渦に乗ることによってカーデシアに到達できることを証明したため、事実であることが認められた。

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惑星連邦との関係

369年、カーデシア連合の占領によって疲弊した国家を守り、立て直すべく、近隣の大勢力である惑星連邦の支援を要請したことから両国の関係は始まっている。
 立場的にはベイジョー人にとって連邦宇宙艦隊は味方なのであるが、カーデシアの件もあり、外部勢力である連邦に不信感を抱くベイジョー人も少なくなかった。

 2373年、一度連邦加盟の機会があったが、宗教指導者であるカイ(高僧の階級)・ウィンは以前から加盟には反対しており、ベンジャミン・シスコ大佐が預言者(詳細は後述)の啓示を受けて反対したため加盟はならなかった。その後連邦加盟申請はドミニオン戦争後に再び行われた。

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宗教

カイ・ウィン
ベイジョー宗教界の頂点「カイ」
ウィン・アダミ(2370年就任)

ベイジョーにおける預言者

言者はベイジョーの宗教における信仰の対象である。この預言者は、実在しない空想上の神や霊的存在ではなく、2369年に発見されたワームホールに住む実在する高次元生命体である。
 しかし、そのことが判明した後もベイジョー人は預言者と呼ばれるエイリアンを崇拝の対象として信仰し続けている。そのため、預言者の神格性を否定するような発言(「預言者は神などではなくただのエイリアンだ」等の発言)は非難の対象になる。

パー・レイス

ー・レイスは、預言者を神とするならば悪魔に相当する邪悪な存在である。このパー・レイスもまた実在するエイリアンであり、2369年の時点ではベイジョーの古代遺跡である炎の洞窟等に封印されていた。
 パー・レイスはその後、カーデシアの司令官デュカットと、カイ(高僧の階級)・ウィンによって封印を解かれ猛威を奮わんとしていたが、ベンジャミン・シスコ大佐によって再び封印された。

ヴェデク議会と政治

ェデク議会は112名のベイジョーの高僧で構成される議会で、非常に影響力の大きな議会である。
 連邦が駐留した当初の指導者のカイ・オパカは公明正大で無私無欲の清廉な人物であったため、影響力が大きくとも強権を振るうようなことが無かったが、オパカが事故で死亡し、その後を野心家のウィンが後を継ぐと、ベイジョー評議会と結び付いて国政にしばしば干渉した。

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種族の特徴と文化

身体的特徴

イジョー人は鼻梁に特徴的な隆起があるのを除くとほぼ人類と変わらない外見をしている。身体能力等も大差なく、あらゆる異星人の中でも最も人類に近い特徴を持った異星人と言えるかもしれない。

文化

明社会は約50万年前には築かれており、人類よりも歴史は長い。西暦の16世紀ごろには宇宙飛行を行っており、科学技術の水準も低くはない。一方、ベイジョー民族には宗教が深く根付いており、文明の発展度から考えると神秘主義的な傾向が強いようだ。
 それに関連して、ほとんどのベイジョー人は信仰の念を表すイヤリングをはめている。

政治

イジョーにおいてはヴェデク議会のような宗教的な議会が公式に政治的な発言権を持っているため政教分離が行われているとは言い難い。例えば、預言者による啓示によって政府の決定が簡単に覆されるようなことも少なくないのである。
 ただ、預言者の啓示は実在するエイリアンからの交信(このような言い方はベイジョーでは嫌われるが)に基づいているため、地球でいう宗教の政治に対する介入とは意味合いが異なるとも言える。
 しかし、一方ではカイのような極めて位の高い高僧が啓示をねつ造するなどすれば、一部の宗教家がベイジョーの国政を不当に操作する危険性もある。カイ・ウィンなどはそうした者の代表例と言えるだろう。

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外交関係

主要勢力との外交関係
勢力名 ベイジョーとの関係 補足
惑星連邦 支援を受ける 2369年から支援を受けている。2375年には連邦に加盟した可能性がある。
クリンゴン帝国 中立 ディープ・スペース9を攻撃されたが、直接的な対立関係はない。
ロミュラン帝国 中立 直接的な関係はない。
ボーグ 接触せず なし
カーデシア連合 対立 不倶戴天の敵である。
ドミニオン 対立 当初は中立状態だったがドミニオンに加担したカーデシアの侵攻を受けた。

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編者補足

 ベイジョーは『ディープ・スペース・ナイン(以下DS9)』に登場した主要な種族です。キャラクターとしては善良な部分もある一方、政治家は無能か野心家、カイ・ウィン以降の宗教家は俗物と小心者と堅物の集まり、一般市民も支援している連邦にも疑念を抱くなど、決して見ていて気持ちのいい種族ではないのかもしれません。
 ただ、ベイジョーがカーデシアに侵略されたいきさつを考えれば、連邦に対する不信感は仕方ありませんし、現実的に考えれば有能で無欲な政治家や、聖人と呼ぶに値する宗教家が決して多数ではないことを考えれば、非常にリアルな種族と言えます。カーデシア人といい、『DS9』に登場する異星人はリアルな傾向があると言えるのかもしれません。

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【脚注】

*1:ベイジョー星系に存在するプラズマ帯。ワームホールもこのプラズマ帯の周辺にある。


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